一つ曲が仕上がったら発表しましょう♫人前で弾けて初めて合格です。
人前に出さなかったら数十時間、数百時間の練習は水に落ちた様なもの。ドイツ語では「台無しになる」と言う意味を「水の中に落ちる(❝ins Wasser fallen.❞)」と言います。
ピアノの本場ドイツで、楽器演奏は❝Vorspiel❞(フォアシュピール)と言う用語と一体です。vor-が「前」と言う意味でspielは「演奏」です。楽器は人前で弾くもの。
日本ではピアノの発表会やコンサートはとても敷居の高いもの。
本場ではコンサートは頻繁に行われ、プログラムも無かったり、開演時間も遅れたり、いつも気楽に開催され、演奏する人が自由に発表出来る場が沢山あります。
沢山沢山演奏した先にプロの完成度があるのです。
ですから当ピアノ教室では出来るだけ多くの試演会、発表会、コンクールに出てもらう様に努めています。
同じ曲を何度も弾く事も肝心です。
本番と練習は違います。
その経験値の量に勝るものはありません。
人に弾いて聴かせる行為がもっと身近になることを(◠‿・)—☆
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