こんにちは!久しぶりの記事執筆です。
最近すごく子供達が頑張っているので、今日はとりわけ演奏をもっと上へ引き上げる為に何が必要か、ピアノ教師として書いてみようと思います。
私もそうでしたが子供の時ずっとピアノをやってきて本番が年間に1,2回の発表会と1つ2つコンクールに出るくらいでした。他に演奏出来る場所が当時は皆無でした。
今の子供達を見ても、コンクールにたったの1曲2,3分で1万円以上の参加費。これでは参加もやめてしまいますよね。他に気軽に演奏出来る場所はまず無いですね。そうすると演奏は育たないのです。
私は演奏文化の発展と歴史について論文を書きましたが、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、メンデルスゾーン、パガニーニ、皆に共通するのは自分のコンサートホール或いは教会、演奏出来る場所を持っていたこと。
パガニーニはルッカというイタリア北部の小さな町で生まれ育って(私訪ねましたが普通の可愛らしい、広場が1つだけある本当にちっちゃな町でした)、町の教会で演奏する使用許可を持っていたので毎日!コンサート弾いていました。
毎日です。
これは恐ろしい数ですよね。
我が国では音大生だって月1回の本番で満足していたのを記憶しています。
もう数で敵わないのです😨
さらに譜読みの能力、練習の無駄の無さは驚くべきだったそうです。そしてそれを教え込んだ父親の厳しさも半端ではなかった様です😨
毎日新しい曲を披露出来たと推定できるでしょう。有名なパガニーニやダヴィンチがイタリアのワイン畑と曲がりくねった砂利道と背の高い木々しかない田舎町から出たというのは本当に面白いですね。やはり毎日トライする事が大事なのかも知れませんね☺️
本場の演奏文化が残るヨーロッパでは何しろ皆演奏が安定していました。子供の時から沢山弾いているからです。
そのぐらい本番を踏まなければ楽器演奏は出来ない事だと認識されているからです。
演奏に何が必要か?、と聞かれたら「フットワークの軽さ」と答えるでしょう。
上手に弾けるか?とか人から評価してもらえるかしら?とか思う気持ちは行動を妨げます。
周りを気にしない事です。いくつになっても子供の様にまっさらな気持ちで舞台に出ていきましょう🎵
そこで天野ピアノ教室では生徒さんに会費の負担をかけずに演奏する場所を設けています。これからもっと向上していけるように努めて参ります。
皆さんにもっとトライする機会を✨
Comments