緊急事態宣言延長期間の中、皆さん熱演を繰り広げてこれからの演奏活動を本格的に開始する踏み台になった舞台でした。
10人のピアニストによる温かいコンサートでした。
ショパンのノクターン、ブラームスのインテルメッツォ、フォーレのノクターンなどを円熟した音楽性と演奏技術で聴かせた人達。ショパンの幻想即興曲やベートーベンの月光を落ち着いたコントロールで弾ききった人達。持ち前の落ち着きとピアノに必要な大きさを持って演奏した人達。初めての発表会デビューだった人、などなど。最後はイタリアオペラのトランスクリプション、「トリスタンとイゾルデの愛と死」で盛り上がっての終演でした。
グランドピアノはチェコのピアノ、ペトロフで、ロシア奏法のピアニスト達から愛される楽器で、とてもマイルドで明るい響きがヨーロッパにいるようでした✨!!
今回は子供が入れない会場だったので大人の生徒さんだけでしたが、夏の6月末のコンサートでは小さい生徒さんから皆で出演して頂ければ、と思います。

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